2008年06月15日

死者6人、宿泊客ら11人が不明…負傷者170人超す

死者6人、宿泊客ら11人が不明…負傷者170人超す6月14日21時56分配信 読売新聞

広範囲な地滑りで、寸断された荒砥沢ダムの上流の道

 14日朝に発生した岩手・宮城内陸地震で、震度6強を観測した岩手県奥州市宮城県栗原市で新たに4人の死亡が確認され、この地震の死者は6人になった。

 宮城県警などによると、栗原市にある旅館「駒ノ湯温泉」の宿泊客ら7人を含む計11人の安否が不明。読売新聞が警察や自治体に聞いたところ、負傷者は15日午前0時現在で172人に上る。余震は続き、同時刻までに震度1以上が計214回に達した。気象庁は「今後1週間程度は余震が続くとみられ、震度6弱程度の揺れが起きるおそれもある」と警戒を呼びかけた。

 新たに死亡が確認されたのは、岩手県滝沢村の千葉正彦さん(48)。奥州市の胆沢(いさわ)ダム工事現場で落石を受けた。宮城県栗原市の国道のり面工事現場で土砂崩れに巻き込まれた山形県鮭川村の作業員五十嵐正巳さん(54)、同門脇義富さん(53)の2人は14日夜、死亡が確認された。宮城県栗原市湯浜温泉で土砂崩れに巻き込まれた車から性別不明の1人の遺体を発見した。

 宮城県警によると、釣り人ら3人と連絡がとれなくなっているほか、「駒ノ湯温泉」の宿泊客、経営者の家族ら7人が生き埋めになるなど計10人が安否不明。作業員2人が死亡した工事現場には1人が土砂に埋まったままだが仙台市消防局レスキュー隊などの捜索活動は余震で難航。土砂崩落の危険性があり、午後8時半に捜索が打ち切られた。

 栗原市では、道路の寸断などにより、5集落で250人を超える住民が孤立。岩手県一関市でも須川地区などで土砂崩壊が確認され、自衛隊などのヘリで300人以上が救出された。

 被災地には、東京消防庁が14日午後、ハイパーレスキュー隊員19人を含む職員計34人を派遣した。ファイバースコープなどを使い行方不明者を捜索する。

 この地震で、JR東日本は6か所で架線の切断が見つかった。東北新幹線仙台−八戸間と秋田新幹線上下全線で14日中の運行を見合わせたが、15日は通常ダイヤに戻る見通し。各新幹線の運休は計145本に上り、約11万7000人に影響した。東北新幹線の下り「はやて・こまち1号」は、午後6時7分に仙台駅に到着するまで、乗客約1000人が停車から約9時間半、缶詰め状態になった。

 水道管の破損も各地で相次ぎ、宮城、岩手、秋田、山形の4県で計3800戸が断水。栗原市などには給水車が出動している。

最終更新:6月15日2時19分

【岩手・宮城内陸地震】「脱線」の悪夢が脳裏に… 乗客が語る緊迫の車内

岩手・宮城で震度6強…3人死亡、けが多数、行方不明者も
posted by 夢見るまま at 02:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地震・地震速報・地震情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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