2008年09月22日

メラミン粉ミルク事件、発覚遅れに当局の「隠ぺい説」も

メラミン粉ミルク事件、発覚遅れに当局の「隠ぺい説」も 2008年9月22日(月)0時54分配信 読売新聞

 【北京=牧野田亨】中国で乳幼児が有害物質メラミンに汚染された粉ミルクを飲み、腎結石になった事件では、最初に製品の汚染が発覚した国内大手「三鹿集団」(河北省石家荘市)の当局への報告が大幅に遅れたほか、行政の対応も後手に回った。

 一部には、8月の北京五輪への悪影響を懸念した「隠ぺい説」などを指摘する声も出ている。公安当局は同社の汚染事件にからみ、原乳の仲買人ら28人を逮捕・拘束。中国紙によると、「混入は2005年4月に始まり、関係者にメラミンを販売するネットワークがあった」と供述しているという。供述通りなら、汚染が3年以上も見逃されていたことになるが、検査当局幹部は13日の記者会見で、「通常の検査では、(混入が)予測できない化学物質の検査は行っていない」と説明した。

 河北省の楊崇勇副省長は中国紙に対し、同社は8月2日に石家荘市に汚染を報告したが、同市は9月9日まで河北省に報告しなかったことを明らかにした。北京五輪は同市が報告を受けた直後の8月8日に開幕、同24日に終了した。

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メラミン

尿素とアンモニアを加熱して得られる無色柱状結晶。昇華性がある。化学式C3H6N6。

有機化合物で、構造の中心にトリアジン環を持つ有機窒素化合物の一種。ホルムアルデヒドとともに、メラミン樹脂の主原料とされる。

メラミンはホルムアルデヒドと反応し、メチロールメラミンを生成する。メチロールメラミンは熱硬化性樹脂(メラミン樹脂)の原料となり、生産されるメラミンのほとんどが合成樹脂用に利用される。 メラミン樹脂は耐熱、耐水、機械強度などの点で優れ、工業的に大量に製造されている。

2007年メラミンが混入された中国企業製ペットフードがアメリカ等に輸出され、犬や猫が主に腎不全で死亡する事件が起きた。メラミンのラットでの経口投与による半数致死量(LD50)は 1-3g/kgで、メラミン自体の急性毒性は比較的低い[2]。この事件ではメラミンと、メラミンに含まれるメラミン合成時の副成品であるシアヌル酸が尿中で反応し生成した結晶(シアヌル酸メラミン:メラミンシアヌレート)が、腎不全を引き起こしたものと考えられる[3]。メラミンはペットフード中のタンパク含有量(窒素含有量)を多く見せかけるために混入された[4]。(贋造)

2008年には中国においてメラミンが混入した粉ミルクが原因で乳幼児に急性腎不全が多数発生した[5]。通常メラミンは水にほとんど溶解しないが、溶解補助剤により人為的に溶解性を高めていたとされる[6]。

メラミン - Wikipedia




posted by 夢見るまま at 05:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | メラミン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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