2009年04月29日

新型インフルエンザ 発生源メキシコ南部?〜豚インフル警戒度4 「新型」発生を宣言 感染7カ国に拡大

症状は?予防策は?メキシコ帰りだが?…豚インフルQ&A

新型インフルエンザ 発生源メキシコ南部?
2009年4月29日(水)8時0分配信 産経新聞

 ■住民抗議の養豚場 WHOも現地調査へ

 【ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザと認定されたメキシコでの豚インフルエンザの発生源が、南部ベラクルス州の大規模養豚場ではないかとの指摘が強まっている。

衛生状態をめぐって抗議活動まで起きていた状況に加え、同国初の感染者が今月初めの段階で確認されていたことが判明したためだ。メキシコ政府は「発生源は依然不明」と、この推測を否定しているが、すでに養豚場を経営する食品会社の株価が急落するなど、影響が表れ始めている。

 メキシコのコルドバ保健相は27日の会見で、ベラクルス州で今月2日より前に、4歳の男児が新型インフルエンザに感染していたことを明らかにした。13日に、隣接するオアハカ州で初の死者が出た約2週間前にあたる。この男児の感染が、現時点でメキシコで把握されている最初の感染とみられる。男児は現在、健康を取り戻している。

 男児が住む人口約3000人の山間の村、ラグロリア近くには米・メキシコ合弁の大規模な養豚場がある。廃棄物によって周辺の水や空気が汚染されたとして、住民の抗議活動が続いていた。現地に入ったAP通信の記者に対し、住民は「豚インフルエンザの発生をテレビで見たとき、ここで起きたことと同じだ、と思った」と語った。

 一方、メキシコ政府や経営側は養豚場と感染の関連を強く否定している。

 コルドバ保健相は、この男児以外の住民からは、通常のインフルエンザウイルスしか検出されていないことなどを理由に、「現時点で発生源を決めつけるのは極めて危険だ」と指摘。農業省も、飼育されている豚からウイルスは検出されていない、と発表した。

 養豚場を経営する米国の食品会社スミスフィールド・フーズ(バージニア州)も強く関連を否定する声明を出し、現地担当者も新型インフルエンザ感染が確認されたことと養豚場にとって「非常に不運な偶然の一致だ」と述べた。

 コルドバ保健相は、米国での新型インフルエンザ感染の発生は3月28日にさかのぼるとの米当局の発表を引き合いに出し、米国発ではないかとまで示唆した。

 ただし、ラグロリアでは今年2月にはすでに、体調の不良を訴える住民が続出していたとされ、男児が本当に最初の感染者で、かつ唯一の感染だったとは言い切れない。こうした状況を受け、週明けのスミスフィールド社の株価は約12%も急落した。

 世界保健機関(WHO)も、発生源の特定は急務との見方を示しており、今後現地に担当者を派遣、詳細な調査に乗り出すものとみられる。

★★★

豚インフル警戒度4 「新型」発生を宣言 感染7カ国に拡大
2009年4月29日(水)8時0分配信 産経新聞

 世界保健機関WHO)は27日夕(日本時間同日深夜)、メキシコを中心に感染が拡大する豚インフルエンザをめぐりスイス・ジュネーブで緊急委員会を開き、世界的流行に対する警戒水準(フェーズ)を現行の「3」から「4」に引き上げた。

新型インフルエンザの発生を認定したことになる。これを受けて舛添要一厚生労働相は28日、感染症法に基づく新型インフルエンザの発生を宣言した。

政府は対策本部を設置し、感染の疑いのある入国者の隔離など水際対策の徹底を図る。感染は同日、ニュージーランドや英国などにも広がり、計7カ国で確認された。
                   ◇

 【パリ=山口昌子】WHOの警戒水準は6段階に分類され、「4」は最も危険な水準から3番目=表参照。「3」から「4」への引き上げは、人から人への感染の危険が極めて限定的な段階から、地域レベルでの集団感染に至るまでに高まったことを意味する。

 WHOのチャン事務局長は声明を発表し、「引き上げは大流行の危険性が高まったことを示す」としつつも、「大流行が不可避であることを示すのではない」と強調した。感染が拡大する現状から「発生の封じ込めは不可能」であり、対策の焦点は感染拡大を最小限に抑えることに置くべきだとしている。

 WHO報道官は28日、米国で感染者と接触した人が感染を疑われている事例があることに触れ、「米国から確認があれば、(警戒水準を)『5』に移すかもしれない」と語った。確認された場合、これまで確認されたメキシコだけでの感染ではなく、複数の国で人から人への感染が進んでいることになり、「5」の基準を満たす可能性が高まる。

 一方、メキシコでは2000人近くが感染を疑われており、死者は152人に上っている。また、韓国やオーストラリアなど二十数カ国で感染が疑われる症例が見つかっている。

                   ◇

【用語解説】新型インフルエンザ

 鳥類や豚など動物のインフルエンザウイルスが人に感染して人の体内で増えることができるように変化し、人から人への感染が可能になったウイルスによる病気。ほとんどの人が免疫を持たないため容易に拡大し、パンデミック(世界的大流行)を起こす危険性がある。フェーズ「4」以上になると、新型とされる

                   ◇

 ■WHO声明の骨子

 ・大流行の警戒水準(フェーズ)を「3」から、(新型インフルエンザの発生を認定する)「4」に引き上げる

 ・(新型インフルエンザが)大流行する危険性が高まったが、不可避ではない

 ・警戒水準の引き上げは疫学上のデータとウイルスの毒性を検討した結果から決定した

 ・(新型インフルエンザの)発生を封じ込めることは不可能

 ・今後の対策は、発生をいかに(最小限に)抑えていくかが焦点になる

豚インフル、警戒レベル「フェーズ4」に引き上げ…WHO

症状は?予防策は?メキシコ帰りだが?…豚インフルQ&A

メキシコなどで豚インフルが人間に感染、60人死亡の疑い

★★★

豚ブタインフルエンザ--健康情報
豚・いのしし編 - 豚インフルエンザ
パンデミック・フルー情報最前線: 豚インフルエンザ
時事ドットコム:豚インフルエンザ

社団法人 日本WHO協会
厚生労働省

★★★

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