2011年03月18日

円相場16年ぶり最高値更新=海外で76円25銭、介入警戒強まる―景気腰折れ懸念

円相場16年ぶり最高値更新=海外で76円25銭、介入警戒強まる―景気腰折れ懸念時事通信 3月17日(木)9時13分配信

 外国為替市場円相場は16日のニューヨーク市場で急騰し、1995年4月19日に付けた1ドル=79円75銭の戦後最高値を約16年ぶりに更新した。その後も円高の流れは止まらず、17日のシドニー市場では一時76円25銭と最高値をさらに塗り替えた。東京市場に入ると、政府・日銀による介入警戒感が強まり、79円台後半まで下落した。東日本大震災と原発事故で深刻な打撃を受けた国内の景気が、円高進行で腰折れする懸念が強まりそうだ。
 円高進行の背景には、震災で多額の保険金支払いの必要が生じる保険会社などが手元資金を確保するため、海外の金融資産を円に換えるのではないかとの思惑があると指摘される。95年に付けた最高値が、阪神・淡路大震災の約3カ月後だったことも市場の円買い連想につながったとみられる。
 ただ、実際には「保険会社などが海外資産を売却して円を買う動きが出ているわけではない」(大手行)とされ、投機的な側面が強いという。
 東京市場は午前11時現在、1ドル=79円52〜55銭と前日比1円41銭の円高・ドル安。対ユーロでは、1ユーロ=110円66〜71銭と2円35銭の円高・ユーロ安。
 日本の産業活動は大震災や原発事故に伴う計画停電などで停滞し、深刻な影響を受けている。円高は輸出企業の採算悪化を招き、回復しつつあった企業業績が再び落ち込みかねない状況だ。
 日銀は14日の金融政策決定会合で追加金融緩和を決定するとともに、大量の資金供給を連日続け、市場の不安心理解消に努めている。しかし、15日には日経平均株価が暴落、17日午前も下落するなど、市場の混乱は収まっていない。 

NY円、16年ぶり一時1ドル=79円台
タグ:円相場
posted by 夢見るまま at 05:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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