2008年06月11日

スピード社水着を解禁、水連常務理事会が正式決定

スピード社水着を解禁、水連常務理事会が正式決定6月10日20時2分配信 読売新聞

五輪での水着問題が決着し、記者会見する林利博・日本水泳連盟会長

 日本水泳連盟は10日、都内で開かれた常務理事会で、競泳日本代表選手が北京五輪で着用可能とする水着を、選手が自由に選択できるよう決定を下した。

 これで、8日に男子平泳ぎの北島康介選手(日本コカ・コーラ)が二百メートルで2分7秒51の世界記録をマークした際に着るなど、着用選手から世界記録が続出している英国スピード社の新作水着「レーザーレーサーLZR)」を、日本代表が五輪で着用できるようになった。北島を指導する平井伯昌(のりまさ)コーチによると、北島はLZRで五輪に臨む意向だ。

 水連はこれまで、選手が五輪や世界選手権等主要大会で着用できる水着を、サプライヤー(物品提供)契約を結ぶ国内メーカーのミズノ、デサント、アシックスの3社製品に限定していた。しかし、2月のLZR発表以降、世界中で多くの着用選手がベストタイムを短縮するなど、過去の常識を覆す性能の高さを示したため、北京五輪限定で3社以外の水着使用を認める措置に踏み切った。国内メーカーへの違約金は発生しないという。

「後半もばてない」=LZR、着心地より記録−競泳水着
6月10日23時34分配信 時事通信

 ジャパンオープンなどでスピード社の高速水着「レーザー・レーサー」(LZR)を試した五輪代表選手からは、多くの驚きの声が上がった。
 LZR極薄ではっ水性が高い素材で体を締め付け、体の体積や水中姿勢を整えて水の抵抗を極力減らしている。このため、水中で体が伸びた姿勢でも加速でき、体力の温存にもつながる。 ジャパンオープンの男子200メートル背泳ぎで世界記録に迫る泳ぎを披露した入江陵介(イトマンSS)は「(スタート、ターン後の)バサロのタイムが向上した。後半もあまりばてずにキックが入り、泳ぎが崩れない」と説明。同200メートル平泳ぎで驚異的な世界新を出した北島康介(日本コカ・コーラ)も「自分の力もあると思うし、水着もそれなりにいい役割を果たしている」と効果を認める。
 だが、これまでの概念を覆す水着には癖もある。1ストロークがより伸びるため、潜水距離(15メートル)で違反を犯さないよう、背泳ぎのスタート時のバサロ泳法などではキックの強さや回数を調整する必要がある。締め付けの強さに、「肩が凝る」「着るのに3人がかりで25分かかった」などの声も聞かれた。とはいえ、好タイムが出れば「本番でも着たい」という思いがわくようだ。 

スピード社水着に問い合わせ相次ぐ=「素人には難しい」と断念する客も
6月10日23時16分配信 時事通信


 競泳選手の記録更新ラッシュを受け、英スピード社の水着「レーザー・レーサー(LZR)」について、販売店への問い合わせが相次いでいる。
 ミタカスポーツ・ファーボ店(福岡市)では、「試合で使用したい」と、10日までに中学、高校生の競泳選手から男性用水着に2件、女性用に1件の予約があった。先のジャパンオープンで男子200メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が世界新をマークした8日以降、特に問い合わせ件数が増加したという。ただ、水着の詳しい性能を聞いた客の多くが、「(素人が)使いこなすのは難しい。(学生が)夏の大会で着たいが、11月発売で間に合わない」との理由でLZRの前モデル「FSプロ」を購入する人が多いという

(06/09)世界新記録続出「スピード社水着」 日本代表どうして着用できないのか
(06/09)<競泳>国内3社以外の水着も解禁…日本水連方針
(06/09)世界新連発でスピード社の水着調査へ


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2008年06月09日

世界新記録続出「スピード社水着」 日本代表どうして着用できないのか

世界新記録続出「スピード社水着」 日本代表どうして着用できないのか
2008/4/25
北京五輪の競泳日本代表に「最大の敵」が登場した。それはスピード社の競泳用水着「レーザーレーサー(LZR RACER)」だ。この水着を着用した選手は次々と世界記録を更新。スピード社側も「当然の結果」と自信を見せる。しかし、日本水泳連盟が国内メーカー3社と契約しているため、日本代表選手は着用できない。「このままではオリンピックでは勝てない」という関係者からの声も上がるほどだ。

スピード社の水着で出場は「契約違反になる」

世界記録が続出しているスピード社の「LZR RACER」「ここまで違うと、このままオリンピックに行くのは大変危険です。道具の違いで結果が変わってきたら大変です。100mで0.5秒上がれば、(中村)礼子は59秒4、(北島)康介は世界記録」
と2008年4月24日に自身のブログに書き込んだのは、北島康介選手や中村礼子選手を指導する東京SCの平井伯昌コーチだ。

東京都内で合宿している日本代表選手数人が、スピード社の水着を初めて試着したところ、練習着着用時に比べて25メートルで0.5秒前後速いタイムが出たのだという。一部報道によれば、選手からは「全然違う」「ハンディを負ってしまう」といった声までが上がったというのである。

日本水連はミズノ、アシックス、デサントの3社と契約しているため、日本選手はスピード社の水着を着用して北京五輪に出場することができない。日本水連は、代表選手がスピード社の水着で出場した場合、「契約違反になる」との見方を示した上で、

「(3社との)契約が残っている。現状でアナウンスできることはない」
と話している。ある関係者も「3社とオフィシャルサプライアー契約を結んでいる以上、何とも言えない」と漏らしている。平井コーチがブログのなかで「解決方法としては、3社に企業努力を求めるのが筋です。さて、どうなることやら」と綴っているように、日本チームとしては3社のこれからの開発努力に期待するしかないというのが実情だ。

NASAが研究した素材をファスナーなどに使用
メーカーはスピード社の水着にどう立ち向かうのか?J-CASTニュースがデサント、ミズノ、アシックスの3社に聞いてみたところ、スピード社の水着についての言及は避けながらも、

「今回に限らず選手の要望を取り入れ、改良を繰り返している。今後できる範囲で改善したい」(デサント
「選手の希望があれば、情報交換して取り入れ、協力したい」(ミズノ
「今後は、代表選手たちと意見交換を行って、より体にフィットできるようサイズを調整したり、コアバランスの位置を確認したりするなど、より綿密にコミュニケーションを図り、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしていきたい」(アシックス
と述べている。

しかし、国内で「レーザーレーサー」を扱っているゴールドウィン・スピード事業部の担当者は、他社製の競泳水着について、「縫製を見た瞬間うちのほうが絶対勝てると思った」と話す。

「(レーザーレーサーは)これまでの水着とコンセプトが全く違います。この水着が08年2月12日に発表されてから、この水着で35個の世界新記録が出ましたが、出て当たり前の結果です」
同社によれば、「レーザーレーサー」は、体を強く締め付け体の体積を減らすことで水の抵抗を減少させたほか、継ぎ目を超音波で溶着した「縫い目がない」素材を使用しているため水をほとんど吸収しない。さらにNASA(米航空宇宙局)が研究したポリウレタン素材のパネルをファスナーなどに使用し、水の抵抗を極限まで減らしているという。国内メーカーが現在取り組んでいるのは、水の抵抗を減らす表面加工を施すぐらい、というのが現状のようだ。

五輪代表選手のなかで、松本尚人選手がスピード社の水着を着用して男子800メートルリレーのメンバーに選出されているが、同社の担当者は、「松本君の場合もタイムがどんどん伸びて自信を持って戦えた。その自信がまた、彼のポテンシャルを引き出した」と指摘。「他のライバルが着ていれば重圧になるでしょう」と話す。

現在、「レーザーレーサー」はヨーロッパの工場で1日70枚しか製造できない。というのも「無縫製」の素材を作るのが非常に困難だからだ。スピード社はこの水着の開発に3年以上を要しているが、北京五輪まではあと3か月。「コンセプトが全く違う」水着を新たに生み出すことは不可能に近い。海外のライバル選手が「レーザーレーサー」を着用、日本選手の不利は変えようがないのだろうか

<競泳>国内3社以外の水着も解禁…日本水連方針
)世界新連発でスピード社の水着調査へ

SPEEDOスピード)英国に本拠を置く世界的なスポーツ衣料メーカー、およびブランドである。

特に競泳水着では有名で、マイケル・フェルプスなど多くの水泳選手と契約を結んでいる。

日本では長年ミズノが製造・販売のライセンス契約を結んでいたが、2007年5月末をもって契約を終了。

以後は三井物産が日本国内でのライセンスを取得し、ゴールドウインが三井物産から受託する形で競泳用水着や衣料品などの開発・販売を担当している。

オーストラリア・シドニー近郊のボンダイビーチにて創業。その後イギリスのペントラント社が買収し、スピードインターナショナルとなる

^ 国際水泳連盟の規則改正により、素材を含め水着表面に高速化のための加工を施すことが禁じられたため、「ファストスキン」シリーズは2007年シーズンをもって製造・販売が全世界で打ち切りに追い込まれた。「arena」陣営でも表面にストライプを施したタイプの水着が同様に製造終了となった。
^ 2007年における日本水連公認メーカーはミズノのほか、デサント(arena)・アシックスの3社である
SPEEDO - Wikipedia
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<競泳>国内3社以外の水着も解禁…日本水連方針

<競泳>国内3社以外の水着も解禁…日本水連方針
6月8日19時29分配信 毎日新聞

男子100メートルバタフライ決勝でスピード社の水着を着て競技に臨む選手たち

 日本水泳連盟の佐野和夫専務理事は8日、北京五輪代表選手が使用する水着について、契約するミズノ、デサント、アシックスの国内3社以外の水着着用を認める日本水連の方針を、3社側からも同意を得たことを明らかにした。佐野専務理事は「これまで3社と話してきて、同意をいただいた」と話した。

競泳ジャパンオープン最終日 北島が世界新!

 6日から3日間、東京辰巳国際水泳場で行われたジャパンオープンで、世界記録連発で注目された英スピード社製水着を着た日本選手が世界新記録1、日本新記録延べ15をマーク。選手から「スピード社製水着を着たい」との声が強まり、国内メーカー側も認めざるを得ない状況となった。

 日本水連は10日の常務理事会で、方針を正式決定する。

五輪=北島が200メートル平で世界新、北京金メダルへ弾み
2008年6月9日(月)7時2分配信 ロイター

 [東京 8日 ロイター] 北京五輪の壮行会を兼ねた競泳のジャパン・オープンは8日、東京辰巳国際水泳場で最終日の競技を行い、北島康介が200メートル平泳ぎで米ブレンダン・ハンセンが持つ世界記録を0秒99更新する2分7秒51で優勝した。

 英スピード社製水着「レーザー・レーサー」を着用しての記録樹立で、今大会3日連続、計3種目で自己記録を塗り替え、北京の金メダル獲得に向け弾みをつけた。

 驚異的な世界新記録について北島は「自分の力もあると思うし、水着もそれなりにいい役割を果たしてくれているのかなと思う」と正直に語った。ただ、五輪を2カ月後に控え、コンディションがまだ最高ではないこの時期に200、100、50メートルすべてで自己ベストを更新したことは、「自信につながる」結果で、水着問題が加熱するなかで「泳ぐのは僕だ」とのメッセージをまさに泳ぎで表現したかのようだった。

 <水泳連盟は契約外の水着解禁か>

 今大会では、スピード社製水着を着た選手が日本記録を次々と更新した。3日間で合計17個の日本新が出たが、ほとんどがスピード社水着を着用して樹立したもの。特に、北島の世界新や入江陵介が7日に200メートル背泳ぎで打ち立てた世界記録に迫るような記録には周囲が驚きの声をあげた。

 記録ラッシュを受け、日本水泳連盟は10日に契約外の水着着用を認める決定を行う可能性が濃厚。水連の佐野和夫専務理事は「選手が弾みをつけてきているので、そこに水をさしたくないとの気持ちがあり、自由に選手が(水着を)選べるように、制限がない方向にもって行きたい」との方針を示した。

 北島や背泳ぎの中村礼子らを指導する平井伯昌コーチは「世界と戦うのだから(世界の)皆と平等にならないと話にならない。世界基準で考えなくてはいけない」と主張する。また、水連が契約しているミズノ、アシックス、デサントの3社以外の水着を解禁した場合でも、日本メーカーと個人契約を交わしたり所属したりしている関係で「スピード社の水着を着れない選手も出てくる見通しで、何らかの対策が必要」(北京代表選手のあるコーチ)との課題が残る。

 <進化する北島> 

 4月に辰巳で開かれた北京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権に比べれば、プレッシャーがなかったこともあり、北島はのびのびとした泳ぎをみせた。「感触がとてもよかった。自分の泳ぎができた」(北島)という。ジュニア時代から泳いできた辰巳のプールで世界新を出したいとの夢も叶った。

 平井コーチは、入江のレースを参考にして、前半から積極的に行くよう北島に指示した。結果は、「もう一度2分8秒台を出せれば五輪でいい泳ぎができるんじゃないかと思っていた」という同コーチの予想を上回る好タイム。レース直後に北島は「今日はパーフェクトな泳ぎだとコーチが言ってくれると思う」と嬉しそうに語った。「こうした瞬間があるから、たまらなく楽しい」と北島。

 ただ、輝かしい記録を打ち立てたことで、今後は追う立場から追われる立場に変わる。五輪では一段とプレッシャーがかかる。それだけに北島は「(今日の記録は)忘れて練習する。世界記録は出したけれど北京では挑戦者の気持ちで臨む」と金メダルに向け気を引き締める。あと2カ月で泳ぎを改善する余地もあるとみており、さらなる記録更新も目指す。進化を続ける日本競泳界のエースに「センターポールに日の丸を」との周囲の期待も一段と高まっている。 

 (ロイター日本語ニュース 大林優香記者)



伊藤が女子200百背で優勝
2008年6月9日(月)7時47分配信 共同通信

 【ローマ8日共同】競泳の北京五輪代表が参加したローマ大会最終日は8日、ローマで行われ、女子200m背泳ぎで英スピード社製のレーザー・レーサー(LR)を着用した伊藤華英が2分8秒80の自己ベストで優勝。バタフライを専門種目とする中西悠子はLRを着用して同200m個人メドレーに出場し2分16秒40で4位。男子200m背泳ぎの森田智己は2分1秒90で予選落ちした。
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世界新連発でスピード社の水着調査へ記事を印刷する

世界新連発でスピード社の水着調査へ
スピード社製の水着で世界新を連発したアラン・ベルナール

北京五輪で連覇を狙う北島康介(25=日本コカ・コーラ)ら日本競泳陣に、想定外の難敵が出現した? 国際水連(FINA)のマルクレスク事務局長は24日、スピード社の水着を調査する意向を示した。世界新記録が連発した今月の欧州選手権(オランダ)を含め、2月中旬以降に生まれた世界新13のうち12を、同社の最新水着を着た選手が樹立していた。水着と記録の因果関係は解明されていないが、契約の関係でスピード社の水着を着られない日本代表選手にとって、調査結果は気になるところだ。

 25日の欧州選手権最終日も世界新記録が出た。女子50メートル自由形でフェルトハイス(オランダ)が24秒09、同400メートル自由形でペレグリニ(イタリア)が4分1秒53のそれぞれ世界新をマークした。これで今年の世界新13のうち、12がスピード社の最新水着を着た選手が樹立。同選手権男子自由形で3日連続世界新を出したベルナール(フランス)も胴と下半身を覆う同社の最新水着を着用していた。

 FINAはこの水着を既に認可しているが、同事務局長は「トライアスロンのようなスーツが懸念される。浮力の問題があり、再調査が必要だ」と話し、4月の世界短水路選手権(英国)で議論されるとの見通しを示した。

 日本国内の販売契約を結ぶゴールドウイン社によると、この水着は極薄、超軽量で撥水(はっすい)性に優れた素材を使用し、米航空宇宙局(NASA)なども開発に協力したという。浮力との関係を疑問視する声にも、スピード社の幹部は「大会前に新作を発表した昨年の世界選手権でも新記録ラッシュだったが、問題にならなかった。FINAは使用を認めており、誰でも着ることができる」と強気だった。 

FINAでは規定で「推進力や浮力を与える用具」の使用を禁止している。

過去にも00年シドニー五輪前に、表面をサメ肌状に加工して水への抵抗を減らした水着が流行し、論争を巻き起こした。この時は問題なしとされたが、男子自由形50、100メートルで3連覇を狙ったポポフ(ロシア)は「選手間で不公平が生まれる」と着用を拒否していた。

 一方、日本水連は競泳日本代表の水着は12年までミズノ、デサント、アシックス3社と合意しており、スピード社の製品は着られない。ある関係者は「世界で一番記録が出ている水着を日本選手が着られないのはどうか」と疑問を投げかけている。

 [2008年3月26日9時26分 紙面から]
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